温泉寺茶話

温泉寺の宏観和尚が、日々の出来事や、ちょっとしたお話、法話などを綴っていきます。

除夜の鐘 2017  2017年2月8日更新

温泉寺では毎年、大晦日23時50分より、除夜の鐘を打ち始め、同時に1年の五穀豊穣・世界平和をお祈りする修正会を厳修します。

五穀豊穣・世界平和と言うと大げさかもしれませんが、目的はやはりそこにあります。また、「修正会(しゅしょうえ)」という文字通り、過去の自分をきちんと精算し、本来の清らかな心持の自分に立ち返るという意味も同時に持ち合わせます。

 

温泉寺ではどなたでもこの行事にご参詣いただけます。地域の方にも大勢お越しいただいておりますが、新年を下呂温泉でお迎えになる観光客の方も大勢お越しくださっています。除夜の鐘を鳴らすのに多少並んでいただかないといけませんが、新年を気持ち新たに、そして心地よくお迎えいただけたらと思っています。

 

2017年の元旦もたくさんご参詣いただき、ありがとうございました。

また、本堂内でご参詣のお客様にお屠蘇を振る舞い、記念の酉年色紙をお渡しくださった新成人のお嬢さん、お手伝いありがとうございました。

 

ご参詣の皆様には新年のお屠蘇と、記念の干支色紙を差し上げます。

今年も3名の新成人のお嬢さんがお手伝いに来てくれました。

まだ小さかった時のことを思い出すと感慨深いものがあります。

毎年こうして、改めて自分が中年まっしぐらだということを痛感してます・・・。

 

 


 

保育園児、秋の遠足の練習!  2015年10月10日更新

10月6日、地元の保育園の年長さん63名が、秋の遠足の練習に温泉寺へ来てくれました。

 

けっこう距離はありますが、みんな頑張って歩いて、更に最後の173段の石段も元気よく登りきりました!

 

毎年子供の数の減少を耳にしますが、63名の園児が石段を登ってくる姿は圧巻でした。

 

到着後、水分補給、トイレを済ませて本堂へ!

坐禅と、健康祈願の数珠繰りをみんなで体験しました。

予想とは裏腹に、みんなものすごくお利口さんでした!

 

境内でお菓子を食べて、お友達とワイワイお喋りして、こちらのほうが元気をもらいました。

 

1時間あまりの滞在でしたが、みんなが帰る時には少しさびしい気分でした。ということは、私が1番楽しんでいたのかも?

道中の無事を案じていましたが、どうやら40分の距離をみんな無事に歩いて帰ってくれたそうです。

坐禅中、子供たちは将来の夢を構想中!

 

みんな仲良く輪になって、大数珠をまわしました。

とてもほほえましい姿でした!!


 

お盆の送り火「灯篭流し」  2015年10月10日更新

またまた夏の行事のご報告です。

もうこうなると法話どころか、茶呑み話にもならない、ただの記録です。ですが、お寺の記録方法としては随分有意義だなと、住職自身が勝手に満足していますので、これを見てまた来年の段取りを考えつつ、よろしければ皆さまもお付き合いいただけたら幸いです。

 

さて、8月15日の恒例灯篭流しです。8月8日にお迎えしたご先祖様を、河原にてお見送りする行事です。

昔は河原でお見送り・・・ということで実際に灯篭を川に流していました。今は河川の汚染を懸念し、下呂の河原に実際あるため池に浮かべてお見送り致します。ただ、ため池と言っても・・・中身は温泉です!

下呂温泉のご先祖様には温泉へ入っていただき、お見送りするというわけです。

各家の灯篭(ご先祖様)は、8日の迎え火「千燈会」にて点灯読経の後、ご自宅へお連れいただきます。1週間ご自宅でお過ごしいただいて、15日にお風呂へ入り、また天国へお帰りいただきます。

 

 

 

 

8日のお迎えの「千燈会」もそうですが、とにかくご家族連れ、お子様連れでのお参りが多く、それが1番嬉しいです。

 

 

子供たちが真剣に手をあわせてくれる姿が素晴らしい!

お爺さんかお婆さんか・・・どなたを想っているのでしょう・・・。

この世に生きる私自身も、こうやって手をあわせてもらえる人になりたい・・・。


 

お盆の迎え火「千燈会」  2015年10月10日更新

夏の行事のご報告第二弾!

お盆の迎え火「千燈会」(せんとうえ)です。

今年からご先祖様のお迎えを、ご本尊薬師如来にちなんで8月8日に致しました。今年はたまたま土曜日だったので、お手伝いいただく青年部の皆さんもご都合よく、盛大にご先祖様をお迎えできました。ただ、来年以降も曜日に関係なく8月8日に開催したいと思っていますので、青年部の皆さん、どうか宜しくお願いします!

 

そしてこの記事を見られた皆さまも、どうぞ来年以降、気軽にお盆のお参りにお越し下さい。(観光客の方もOKですよ!)

やはりお盆の迎え火にて「万燈会」を開催されるお寺様がありますが、温泉寺の場合は「千燈会」です。

わた菓子(この縁日、全てにおいて、お参りしてくれたお子様、無料です)

かき氷も人気でした。

これも凄かった・・・

 

 

 

 

 

山のお寺の、夏のちょっとした縁日です。

まぁ、子供たちのちょっとした想い出になってくれればと・・・。

暑い中、スタッフとして大活躍して下さった青年部の皆さまに感謝申し上げます!!

 


 

天下三名泉・万里集九  2015年10月9日更新

夏の行事のご報告です。

毎年8月1日から4日までは、下呂温泉祭りが開催されます。下呂温泉が1年のうち一番活気立つ4日間です。

温泉寺においては8月3日に恒例温泉感謝祭が執り行われます。

 

温泉感謝祭は文字通り、温泉という天与の恵みに感謝し、その発見の源である薬師如来を讃える法要です。

 

今年は更に実行委員長・瀧多賀男氏の強い発願のもと、下呂温泉を「天下三名泉」と初めて紹介した室町時代の五山僧「万里集九(ばんりしゅうく)」翁を改めて奉讃し、銅像が建立されました。

(万里集九著・梅花無尽蔵に当時の下呂温泉が詳細に記されています)

(ちなみに天下三名泉とは、草津・有馬・湯嶋〜現在の下呂〜と記されています)

 

万里集九は京都・相国寺(金閣・銀閣の本山です)で修行、京都五山の中でも漢詩に於いては右に出る者のいないほど、特に秀でておられたそうです。ただ、残念なことに応仁の乱が勃発した際、美濃へ身を寄せ、最終的には還俗され、法衣を脱がれました。

 

相国寺の僧でなくなった後は、江戸城の太田道灌に招かれ、漢詩を教えるなど、漢詩一筋の人生であったようです。妻子に先立たれるなどの不幸もありましたが、お弟子さんは非常に多く、下呂温泉に逗留し、詩会をしたときの様子も多くのお弟子さんと共に過ごした記載が残っています。

 

今回の温泉感謝祭では、万里集九の銅像をお披露目し、後世にその功績を伝える良い機会になりました。またお披露目に際しては、万里集九ゆかりの寺・京都相国寺専門道場より小林玄徳老大師にご臨席賜り、祝語を賜りました。

 

発願主の瀧実行委員長、今回のためにわざわざ京都・相国寺よりお運びいただきました相国寺専門道場師家・小林玄徳老大師、本当にありがとうございました。


 

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